施術大好きスタッフブログ

2013.05.09更新

今回は、前回の姿勢のお話の、根本的な部分に焦点を合わせていってみます。

背骨は、頸の重みをダイレクトに受けないように、「生理的彎曲」と言って、S字にカーブすることで負担を減らしています。

この背骨の形成は、当然生まれてきて動き出す頃から大人になるにつれ、ドンドン固まってきます。

ちなみに、人間は歩き出す前は必ず決まった動きで移動をしますが、何か解りますよね?

そう、ハイハイです。

このハイハイの時に、頭をぐっと起こして前を向き、行動をするのですが、これが実はとっても大切で、この時期が長ければ長いほど、良い背骨の形成をしてくれるそうなんです。

最近、1歳になる前に歩き出す赤ちゃんが増えてきて、「成長が早い」なんてもてはやされることが少なくないですが、あまり早すぎるのも考えもの。

ハイハイの時期をすっ飛ばして、いきなり立ち上がる赤ちゃんが増えてしまっているのです!

それは、なぜか??

一説には、日本人がイスの生活に変化してきたことにより、座っていても赤ちゃんから親の目線が高く、赤ちゃんもそこを目指すために、立ち上がりの時期が早まっている、ということがあります。

また、ハイハイをしないうちから大人がお座りをさせてしまうと、目線が高くなり、ハイハイの意識がなくなってしまうそうです。

なので、小さなお子様がいらっしゃる親御さんは、自力でのお座りを見守ることと、なるべく赤ちゃんに近い目線で子育てをすると、ハイハイをがんばって、将来良い姿勢が保てるようになる可能性が上がります!

もちろん、大きくなってからも、口酸っぱく姿勢を注意してあげてください!

お子様の、将来の健康のために♪


投稿者: はれやか整骨院・鍼灸院 スタッフ

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