施術大好きスタッフブログ

2026.06.08更新

こんにちはいつもブログを見て頂き、ありがとうございますihi

 

治療家として日々患者様の身体と向き合い、人一倍健康には気を使っている私ですが、先日の台風の接近時は驚くほど明確に身体のサインを感知しました。

まず前日から感じたのが、後頭部から首筋にかけての重い緊張感です。普段なら一晩眠ればリセットされる疲れが、カレンダーの気圧配置と連動するようにジワジワと重みを増していく感覚でした。

そして台風が最接近した当日
「なんだか身体がむくんで重いehe」「いつもより呼吸が浅くなり、頭が働かないhun」といった、いわゆる『気象病(天気痛)』の典型的な症状を自らも体感することになったのです。

幸い、自身の知識をもとに鍼灸セルフケアや自律神経を整える対策を取ったため大崩れはしませんでしたが、一歩間違えれば寝込んでいてもおかしくないほどの強烈な「気圧のエネルギー」を肌で感じた数日間でした。

 

台風が去っても「体調が戻りにくい」3つの理由
問題はここからです。
「台風一過で青空が広がったのに、身体の重だるさや頭痛、古傷の痛みがずるずると続いている」という声を、当院の患者様からも非常に多く伺いました。

天気が良くなったにもかかわらず、なぜ体調がスカッと戻らないのでしょうか?そこには、人間の身体の構造と自律神経の仕組みが深く関係しています。

 

1. 気圧の「急激な乱高下」による自律神経の疲弊
台風の前後では、気圧が急激に低下したあと、今度は急激に上昇します。
人間の耳の奥にある「内耳(ないじ)」は、この気圧の変化を敏感に察知するセンサーです。気圧が激しく乱高下すると、センサーから脳へ過剰な情報が送られ、自律神経のバランス(交感神経と副交感神経の切り替え)がパニックを起こします。

台風が去った後も体調が戻らないのは、ジェットコースターに何度も乗せられた自律神経が、完全にエネルギー切れ(疲弊状態)を起こしているからです。天気が戻っても、神経の疲労はすぐには回復しません。

 

2. 急激な「寒暖差」という新たなストレス
台風の通過は、空気の入れ替えを伴います。先日の台風でも、通過前後の気温差や、日中と夜間の寒暖差が非常に激しくなりました。
身体を一定の状態に保とうとする自律神経にとって、「5℃以上の気温差」は精神的ストレス以上の負荷になります。気圧のダメージが抜けない身体に、この寒暖差が追い打ちをかけるため、不調が長期化してしまうのです。

 

3. 体内に溜まった「湿気(水毒)」の停滞
東洋医学では、台風による低気圧や大雨の時期、体内に余分な水分が溜まる「水毒(すいどく)」の状態になりやすいと考えます。
気圧が下がると血管や細胞が膨張しやすく、血流やリンパの流れが悪くなって水分が排泄されにくくなります。台風が去った後も、一度体内に滞ってしまった「泥水」のような余分な水分は、すぐには外に出ていきません。これが、台風後の「長引く身体の重さ」や「関節の重だるさ」の正体です。

 

熟練の感覚から見る、回復へのアプローチ
私自身、長年の臨床経験のなかで多くの「気象病」に悩む患者様を診てきました。その中で培った確かな感覚から言えるのは、こうしたデリケートな不調のときほど、「強い刺激を避け、身体の内側から流れを整えること」が最善の近道であるということです。

自律神経が消耗しているときに、強いマッサージや激しい運動をするのは逆効果になりかねません。以下のような、優しく身体のスイッチを切り替えるケアを意識してみてください。

 

「耳」の血流を良くする
内耳のセンサーを落ち着かせるため、両耳を軽くつまんで上下左右に引っ張ったり、ぐるぐると回したりしてみてください。耳の周りがポカポカしてくるのを感じるだけで、自律神経の興奮が和らぎます。

 

「首の後ろ」と「お腹」を温める
自律神経のコントロールタワーである首の後ろ(首の付け根)や、内臓が集まるお腹を蒸しタオルや湯たんぽで温めます。これにより、緊張した交感神経が静まり、深い休息モード(副交感神経)へ移行しやすくなります。

 

水分代謝を促す食べ物を選ぶ
体内の「水毒」を抜くために、カリウムを多く含む食材(きゅうりやスイカなどの瓜類、または豆類)や、お腹を温めながら利水作用を促す温かいハトムギ茶などを飲むのがおすすめです。

地域のみなさまへ:一人で抱え込まずにご相談ください
今回の台風による気圧の変動は、私たちが想像している以上に身体の奥深くにダメージを残しています。「気のせい」「寝不足のせい」と片付けがちですが、これは立派な気象のメカニズムによる身体の拒絶反応です。

京島、八広、向島、押上といったこの墨田の街でも、ここ数日「なんとなく調子が悪い」と顔を曇らせて来院される方が増えています。

当院では、これまでの豊富な臨床経験に基づき、乱れてしまった自律神経のバランスをソフトに整える鍼灸施術や、体内の巡りを回復させるアプローチを行っています。

「天気が良いのに元気が出ない」「身体の重だるさが抜けない」
そんなときは、決して無理をせず、熟練の手技と感覚を持つ当院に安心してお任せください。あなたの身体が本来持っている「元に戻る力」を、しっかりと引き出すお手伝いをさせていただきます。

まずはゆっくりお風呂に浸かり、身体を温めて休んでくださいね。

投稿者: はれやか整骨院・鍼灸院 スタッフ

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